先日期限がきていた住宅ローンアドバイザーの資格を更新いたしました。
今回は住宅ローンで最近気になったことを記載していきたいと思います。
低金利はもうすぐ終わる?
住宅ローンの金利はここ数年とても低金利の状態が続いております。
特にここ1~2年は低金利であります。
しかし、そもそもなぜこんなに低金利の状態が続いているのか?
それは、日本銀行がマイナス金利政策を行っているからです。
一生懸命物価を上げよう、言い換えるとインフレを起こそうと動いています。
ただ、3月2日に日本銀行の黒田総裁が以下のようなコメントを出しました。
「2019年ごろには2%の物価目標を達成する」
「当然、金融緩和の出口もそのころを検討し、議論しているのは間違いない」
自分なりに解釈すると、
”2019年ごろに、いままで行ってきた金融緩和の政策は終了しますよ”
と受け取れるかと思っています。
世界的に金融緩和は縮小傾向へ
2008年のリーマンショックから10年を迎えようとしております。
あの時は100年に一度の大恐慌だということで、世界中がパニックになりました。
その時に、借入金利の極限まで下げ、何とか景気を上向かせようと世界中が動きました。
しかし、いつまでも行うと、次にまた不景気になった時に打つ手がないということもあり、アメリカではいち早く金利を上げる「利上げ」が現在行われています。
住宅ローンはどうなるのか?
金融緩和が縮小すると住宅ローンはどうなるのか?
個人的な予想になりますが、普通に考えれば金利は上がると予想します。
ただ、住宅ローンは以前のブログで記載したように、銀行独自の優遇金利などもありますので、トータルでどうなるかだと思います。
将来のことは誰も予想できないですが、現状金利は歴史的に見ても非常に低いので、新規で借りる場合や借り換えなどは大チャンスだと思います。
借り換えが面倒くさいと思って、なかなか動かない方もいらっしゃいますが、トータルで100万円以上の効果が出ることもザラにあります。
また、借り換えしなくても金利を下げれるケースもあります。
日銀の黒田総裁のコメントからすると、ひょっとしたらあと1年くらいのチャンスかもしれないので、この低金利の恩恵を活かしたいですね。
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