何もしないとドンドン資産が奪われる日本の相続
日本の相続は世界の国々と比較して、とても税金が高いと思います。相続が起こるたびに多額の納税を求められ、代替わりするたびに何も対策をしなければ資産はドンドン少なくなっていきます。
その対策でアパート経営をする方もいらっしゃいますが、当然ながらリスクも伴います。また、不動産会社との説明の行き違いによるトラブルもよく聞く問題となっています。
では、アパートを経営する以外に相続税の対策は何もないのでしょうか?
そのようなことはありません。
相続税に対抗する手段はまだあります。当事務所にご相談いただければ、一つの手段だけでなく、FPとして状況に合わせた対策をアドバイスし、一緒に考えていくことができます。
相続対策と相続税対策
『相続は子供たちが仲良しなので心配していません。』
相続対策のことを問いかけると、このようによく言われます。
しかし、
- 相続が発生した場合、税金を納める人< 揉めて裁判所に行く人。
- 裁判所に行く人の70%の方が、相続財産が5,000万円以下。
ということをご存じでしょうか?
このようなことから相続財産の大小に関わらず、相続対策は必要ということになります。そのためには、きちんと遺言書などを残し、相続が争族にならないようにすることが大切です。きちんと対策を行い、円満相続ができるようにしたいものです。
また、相続が発生してから、慌てて対策を行おうとしても、できることはほとんどありません。相続で遺された家族が税金の支払いで困らないよう、気付いたときから時間をかけて対策を行い、相続税が発生するケースでは準備することが大切です。