ガンステージⅣからの回復~その2~

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介です。
 
前回の続きを書きたいと思います。

 

 一般的なガン治療

 
手術した病院から、今後の治療について主治医から説明がありました。
 
『まず、今回は大腸ガンを手術で取り除きました。この後は抗がん剤を使用して、ガンの広がりを食い止める。抗がん剤は効くかどうかは分からないが、効けば肺に転移している悪性腫瘍は小さくなる。小さくなったら手術をして取り除く。』
 
このような説明を受けました。
 
このとき私は、
 
『あ~、やっぱり抗がん剤と手術なんだな。』
 
と思いました。
 
一般的にガン治療のスタンダードな治療は、
 
『手術』『放射線』『抗がん剤』
 
この3つです。
 

 3つの治療がスタンダードな訳

 
しかし、なぜこの3つの治療がスタンダードになっているのでしょうか?
 
以前受講した医療セミナーで次のように聞きました。
 
『日本全国どこでも同じような治療が、みんな平等に受けられるようにならないだろうか。』
 
この考えをもとに、開発されたものが3つの治療ということです。
 

ただ、この3つの治療はご存じのように、副作用もあり、できれば避けた方がいいかなと思います。

また、これらの治療を行うにしても、今現在精度の高いものが出てきていますので、よく選んだ方がいいかと思います。

 自分で治療を選ぶことも必要

 
意気消沈している父に、何とか生きる望みを与えることはできないだろうか・・・。
 
私はいろいろ考えた末、自分が今まで受講した医療セミナーなどの資料をもう一度読み返しました。
 
今まで頑張って一家を支えてくれた父です。
 
それが、今から楽しい第2の人生を送ろうかという矢先に、このままガンに負けるなんてあまりにもかわいそうだ!ありえない!
 
インターネットで治療方法を選択し、病院を調べ、これだ!と思うもののホームページをプリントアウトしました。
 
そして、入院中の父に会いに行きました。
 
『オヤジ、抗がん剤治療はあまりオススメしない。だって、副作用があって、がん細胞だけでなく、正常な細胞までも痛めてしまうって聞くから。続ければ結局のところ、体力が落ちていくよな。』
 
『そうだよな・・・。』
 
手術後の父は元気なく答えます。
 
私は何個かプリントアウトした資料をならべ、

 

『今、カラダに負担のないガン治療がいくつかある。その中でも、この治療なんかいいんじゃないか?なぜなら~』
 
と説明しました。
 
『そんな治療があるのか!?』
 
その時、父の反応が変わりました。
 
〜次回に続きます〜