CFP®資格を更新しました

私はファイナンシャルプランナーとして活動しておりますが、この度CFP®の資格を更新いたしました。

「CFP®とは何?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、今回はファイナンシャルプランナーの資格について書きたいと思います。これからFPを受けてみようかなという方にも参考にしていただけたらと思います。

 

ファイナンシャルプランナーの資格とは?

 

ファイナンシャルプランナーは6つの科目で構成されております。

「金融資産運用設計」「不動産」「ライフプランニング」「保険」「タックプランニング」「相続・事業承継」

 

そして、ファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格があります。この国家資格は1級、2級、3級があります。

3級はホントに基礎的な部分になります。ただ、何でも当てはまると思いますが、基礎が大事だと思います。私の場合は実務経験が2年以上あったので、3級をパスして2級から受験しましたが、最初かなり苦労しました。基礎をおろそかにしてはいけないとつくづく感じたものです。

 

次に2級ですが、3級は2択なのに2級になるといきなり4択になり、合格率もガクンと下がります。

<参考>https://www.jafp.or.jp/exam/syutoku/

金融機関の営業マンと名刺交換すると、よく2級FPが記載されております。話によると、社内で2級までは取得するように言われているみたいです。

 

そして、1級ですが私は今回更新したCFP®資格を取得してから受験しましたので、学科試験は免除となり、実技試験のみを受験しました。正直言ってCFP®の試験の後の1級はとても簡単に感じてしまいました。

 

CFP®への道はキビシかった・・・

 

2級FPを取得して一定の要件を満たすと、AFPという資格をもらえます。AFPは2年ごとの更新制で、2年間で15単位を取得すれば更新することができます。また、AFPになるとCFP®の受験資格がもらえます。

 

CFP®の試験は1科目ずつ行われます。国家資格の学科試験は6科目で60問なので1科目あたり10問ですが、CFP®は1科目あたり50問出題されます。なので、一気にそれぞれの科目の知識の深掘りが要求されます。

また、CFP®は苦手科目を作ることができません。例えば6科目60問の試験であれば、合格ラインは60%なので36問正解すればいいわけですが、そうすると得意科目を100%正解すれば、苦手科目は20%の正解率でも合格できます。しかし、CFP®は1科目ずつの試験で合否が出ます。合計6科目すべて合格する必要があります。

 

国家資格とCFP®はどう違うのか?

 

国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士は一度合格すると、後から何かをやる必要はありません。

しかし、CFP®やAFPは継続教育を受けて単位を取得しないと資格を更新することができません。CFP®は2年間で30単位を取得することが必要です。

私の見解としては、継続教育を行っていく必要はあると思います。なぜなら税制などは毎年変わるからです。取りっぱなしの資格では、変化に対応できません。そのようなことから、FP業界の中ではCFP®の方が評価されていると言われています。

またCFP®は国際ライセンス資格になります。実際に資格を継続すると英語の証明書が送られてきます。

 

CFP®として伝えたいこと

 

FP資格には、人生に欠かすことのできない知識が揃っており、非常に実務に役立つ資格で、実際に自分の生活にもこの知識が大いに役立っていることは言うまでもありません。

国家も日本の財政はドンドン厳しくなるから、各自でライフプランを計画することは必要だと発信しています。実際に厳しいから増税や社会保険料の負担増が行われています。そのような時代を我々はこれから生き抜いていくことになります。生き抜いていくために、FPの知識は絶対にあった方がいいと思います。

セミナーでも受講者の方にお話ししていますが、FPの勉強ができる時間があるならやった方が絶対いいですよとお話ししています。ただ、みんな日々忙しくてなかなか時間取れないと思います。そのような時間がなくてどうしようと思っている方々のお役に立てるよう、これからも継続的に教育を受けていきたいと思います。

 

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