ガンステージⅣからの回復~その4~

豊川・豊橋で活動するファイナンシャルプランナー前原恵介です。
 
前回の続きを書きたいと思います。
 

  見ているこっちまで辛くなる・・・

 
手術後、抗がん剤治療と免疫療法治療が始まりました。
 
ただ、抗がん剤治療はホントにつらそうでした・・・。
 
気持ち悪くて起きていられないことも、たびたびありました。
 
あの姿を見ていると、こちらまで辛くなります。
 
仮に自分がガンにかかってしまっても、抗がん剤治療だけは、
 
 
ぜ------------------ったい
 
 
やりたくないなと、思ってしまいました・・・。
 
 
 
幸いにも抗がん剤も効き、半年で肺転移の腫瘍がニワトリのタマゴくらいの大きさから、約半分の大きさまで縮小することができました。

 

そして、手術ができるまでになったので、2014年8月、今度は肺の手術をすることになりました。

 

  抗がん剤治療は『いたちごっこ』

 

肺の手術も成功し、これで体内にあるガンは、肝臓と手術で取れない場所にあった肺の一部となりました。

 

 

ここまでは順調でした。

 

 

 

しかし、しばらくして抗がん剤の効き目に変化が起きてきました。

 

ガン細胞が抗がん剤に慣れてきて、耐性ができ、以前のように効かなくなってきたのです。

 

なので、ガン細胞にまた効くよう、抗がん剤の種類を変えて投与し始めました。

 

 

 

 

しかし、これが完全に裏目となってしまいました・・・。

 

 

 

※抗がん剤とガンはいたちごっこになると言われています。

ガン細胞が抗がん剤に耐性を持ち始めるので、抗がん剤が効かなくなってくるとガン細胞に効くように種類を変えます。しかし、またしばらくすると、その抗がん剤に耐性を持つようにガン細胞は変異していくようです。その間、正常な細胞はドンドン傷んでいくようです。

 

 

生きるための治療のはずなのに・・・

 
抗がん剤の種類を変えてから、ハッキリ言ってメリットより、デメリットの方が明らかに大きかったと思います。
 
抗がん剤をやっているのに、体の中に新たにガンが発生してきました。
 
そして、副作用はさらにひどくなり、顔色はとても悪く、げっそりしたように見えました。
気持ち悪くて寝てばかりで、食事もまともに取れません。
 
 
『抗がん剤をやる意味って、あるのかなぁ?』
 
 
元気のない父を見て、私は思いました。
 
これでは正常細胞がドンドン傷んでいって、結局体力がなくなって死んじゃうんじゃないか?
生きるための治療のはずなのに、こんなことしていては本末転倒だ!
 
 
そして、私は父と話し合い、ある決断をすることになりました。
 
 
〜次回に続きます〜

ガンステージⅣからの回復~その3~

豊川・豊橋で活動するファイナンシャルプランナー前原恵介です。
 
前回の続きを書きたいと思います。
 

 

 第4のガン治療?

 
私が父に提案したもの、それは、免疫療法の
 
 
『樹状細胞ワクチン療法』
 
 
です。
 
 
”病は気から”という言葉がありますが、人間ストレスがかかってくると、免疫力が低下するそうです。
 
そして、免疫力が低下すると、ガン細胞ができてしまうということを、医療セミナーで聞いたことがありました。
 
だったらもう一回免疫力を高めればいいんじゃないのか?
 
医師の方たちからすると、そんな単純なことではない!と言われるかもしれませんが、私は医師ではないので、そこはシンプルに考えました。
 
実例として、免疫療法を選択したガン患者さんが、症状が良くなったというデータも数多く見せてもらったことがあったので、私が父に治療を進める要因にもなりました。
 

 免疫療法のメリット・デメリット

 
この治療のメリットは、とにかく副作用がほとんどないことです。
 
実際、治療した父から話を聞くと、治療した日にちょっと熱が出る。それくらいです。
 
抗がん剤みたいに、髪の毛が抜ける、吐き気がひどい、手がしびれるなどといったことは皆無です。
 
なぜなら、樹状細胞ワクチン療法は、
 
”自分自身の血液から取り出した細胞を樹状細胞に育て、がんの目印をつけて、再び体内に戻すことで、ガンだけを攻撃することができる治療法”
 
だからです。※詳しくはこちら

 

 

デメリットとしては、とにかくお金がかかります。

年間200万円くらいはかかるかと思います。

 

しかも自由診療になりますので、健康保険は一切使えません。

なので、自己負担3割ではなく、10割負担になります。

また、入院などで高額になった時に適用される高額療養費もありません。

 

そして、先進医療ではないので、医療保険の先進医療特約からお金が出ることもありません。

 

【関連ページ:先進医療ですべてカバーされると思っていませんか?

 

※実際に父から年間約200万円かかっていることを聞きました。免疫療法のクリニックの先生からもお話しを聞きましたが、ワクチンを作るのに個人差があるそうで、そこで費用も変わってきます。父は元公務員で退職金があり、この治療を選択できました。

 

※私は当然このような費用は捻出できないので、自由診療の出るガン保険に入り直しました・・・。

 

 

 

 先生も知らないことはある

 
父は
 
「そんな治療があるのか!?」
 
と驚いていました。そして、
 
「一度、主治医に相談してみる」
 
と言いました。
 
私は、主治医が変に反対しなければいいけどなあと思いました。
 
中には他の治療を受けることを、快く思わない方もいらっしゃると聞いたことがあったからです。
 
ただ、主治医の先生からは、抗がん剤治療と併用するなら、こちらとしてもカルテなどをお送りするなど協力しますと、おっしゃってくださいました。
 
ただ、ビックリしたのが、
 
「こんな治療もあるんですね」
 
と主治医から言われたことです。
 
「あっ、病院の先生でも知らないんだ・・・」
 
思わず言葉に出そうになりました。
それくらい衝撃的な一言でした。
 
※良い意味で最初の主治医の方は、先生らしくない先生でした。「私も諦めていませんから」とか、素直に知らないという発言をするとか。この先生が最初の主治医で、いろいろ親身になって治療やカルテの協力をしてくれたことで治ったと思います。家族一同本当に感謝しております。

 

 

 

そして、ここからガンステージⅣと戦っていくこととなりました。
 
〜次回に続きます〜

ガンステージⅣからの回復~その2~

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介です。
 
前回の続きを書きたいと思います。

 

 一般的なガン治療

 
手術した病院から、今後の治療について主治医から説明がありました。
 
『まず、今回は大腸ガンを手術で取り除きました。この後は抗がん剤を使用して、ガンの広がりを食い止める。抗がん剤は効くかどうかは分からないが、効けば肺に転移している悪性腫瘍は小さくなる。小さくなったら手術をして取り除く。』
 
このような説明を受けました。
 
このとき私は、
 
『あ~、やっぱり抗がん剤と手術なんだな。』
 
と思いました。
 
一般的にガン治療のスタンダードな治療は、
 
『手術』『放射線』『抗がん剤』
 
この3つです。
 

 3つの治療がスタンダードな訳

 
しかし、なぜこの3つの治療がスタンダードになっているのでしょうか?
 
以前受講した医療セミナーで次のように聞きました。
 
『日本全国どこでも同じような治療が、みんな平等に受けられるようにならないだろうか。』
 
この考えをもとに、開発されたものが3つの治療ということです。
 

ただ、この3つの治療はご存じのように、副作用もあり、できれば避けた方がいいかなと思います。

また、これらの治療を行うにしても、今現在精度の高いものが出てきていますので、よく選んだ方がいいかと思います。

 自分で治療を選ぶことも必要

 
意気消沈している父に、何とか生きる望みを与えることはできないだろうか・・・。
 
私はいろいろ考えた末、自分が今まで受講した医療セミナーなどの資料をもう一度読み返しました。
 
今まで頑張って一家を支えてくれた父です。
 
それが、今から楽しい第2の人生を送ろうかという矢先に、このままガンに負けるなんてあまりにもかわいそうだ!ありえない!
 
インターネットで治療方法を選択し、病院を調べ、これだ!と思うもののホームページをプリントアウトしました。
 
そして、入院中の父に会いに行きました。
 
『オヤジ、抗がん剤治療はあまりオススメしない。だって、副作用があって、がん細胞だけでなく、正常な細胞までも痛めてしまうって聞くから。続ければ結局のところ、体力が落ちていくよな。』
 
『そうだよな・・・。』
 
手術後の父は元気なく答えます。
 
私は何個かプリントアウトした資料をならべ、

 

『今、カラダに負担のないガン治療がいくつかある。その中でも、この治療なんかいいんじゃないか?なぜなら~』
 
と説明しました。
 
『そんな治療があるのか!?』
 
その時、父の反応が変わりました。
 
〜次回に続きます〜

ガンステージⅣからの回復

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介です。
 
先日、父が嬉しそうに報告してきました。
 
『CT検査の結果、異常なし。』
『カラダの中にガンはなくなった。』

 

  まさかのガン宣告

あれは3年半くらい前のことでした。
 
2014年2月、最近やけに両親が病院に行ってるなと思ってました。
でも最初、両親は私に真実を伝えていませんでした。
 
心配をかけたくなかったのでしょう。
 
ただ、入院が決まり、手術をすることになり、隠しきれなくなり、母親がついに私に報告をしてきました。
 
『お父さん、大腸ガンだって…』

 

 カラダ中に転移していたガン

『えっ…? マジっ…』
 
当然私は耳を疑いました。
だって勤務していた父は、毎年健康診断を受けて、ほとんど異常なしという診断をもらっていたからです。
 
それが、ちょっと咳が止まらないから病院に行った。
咳が止まらないなら、一度レントゲンをとりましょうと言われ、ごく普通の流れでレントゲン検査したら、肺に陰があると診断。
 
そして、市民病院で精密検査したら、肺ガンではなく、肺転移だと。
 
大腸ガンステージⅣ。肝臓にも転移。

 

 クスリが効かなかったら1年

すぐに入院し、手術を受けることになりました。
 
手術後に行われた医師との面談に、私も立ち会うことにしました。
 
『前原さん。クスリが効かなかったら1年です。でも、私は諦めていませんから、頑張りましょうね。』
 
医師がこう言いました。
 
『ヤバいなぁ…。諦めていませんからって、このセリフは相当深刻だ…。このまま普通の治療を受けてたらダメかもしれないな。
 
私は内心思いました。
何かしないといけないな。
 
その時、保険関係で受講したセミナーの中で、紹介していた治療法が脳裏によぎったのです。
 
〜長くなるので次回に持ち越します〜

ムダに水災補償に加入していませんか?

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介です。

 
昨日大雨が降りましたので、それに関連して火災保険の水災補償について書きたいと思います。
 

 

水災補償は必要なのか?

 

この話は実際にあった話です。
 
ある日アパートに住んでいるお客様から連絡がありました。
 
アパートに入居した時に、大手賃貸管理会社から加入した家財保険が、満期になるのでどうしようかという相談でした。
 
『一回お伺いします。その時に証券を見せて下さい。』
 
そのようにお伝えし、当日お客様宅に伺いました。
 
そして、家財保険の証券を拝見させていただきました。
 
 
 
『水災  有』
 
 
 
ん?
 
 
ここは2階だよな…。
 
 
いらないじゃん
 
 

水災補償が支払われる場合

 
水災補償はどのようなときに支払われるのか?
 
保険会社の説明を抜粋します。
 
台風や豪雨等によって洪水(こうずい)となり、家財が流されたり(家財の再調達価額の30%以上の損害*)、保険の対象である家財を収容する建物の居住部分が床上浸水したことにより家財が損害を受けた場合に、保険金をお支払いします。

 

 

 

アパートの2階が、洪水や床上浸水に該当することは非現実的ではないかと思います。
 
ただ、一部例外があるとすれば、仮にアパートの裏に山があり、大雨による土砂崩れで被害があれば支払い用件になります。
 
ただ、今回の場合は裏山などは全くないので、どう考えても水災補償はいらないんじゃないかということになりました。
 
 

残念ながらこのようなケースはホントに多くある!

 
今回のようなケースは残念ながらホントに多くあります。
 
なぜなら賃貸管理会社が用意している保険が、ワンパターンのケースが多いからです。
 
なので、1階の住人も3階の住人も同じものをオススメします。
 
また、営業マンがよく分からずオススメしている可能性もあります。
 
いつもこのような状況に遭遇すると、保険をオススメする側の説明責任は大事だなと思います。
 
また、やはり誰から保険に加入するかということも、しっかり考える必要があります。
 
同じ掛金だとしても、内容を見直すだけでもウンと良くなります。
 
頑張って働いたお金から保険料を支払う訳ですから、ムダなく効率よく加入したいですよね。
 
 
また、保険会社選びもホントに大事です。
 
保険会社の中には『水災』の補償を外すと、『破損・汚損』の補償まで外さなければならなくなる会社もあります。
 
このようなケースをよく見ますので、キチンと保険内容の説明を聞き、補償を確認してから保険に加入してもらいたいなと思います。
 

住宅ローンフラット35

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介です。

 
本日は住宅ローンフラット35について書きたいと思います。
 
先日7月のフラット35の金利が発表されました。
35年固定で1.09%です!
 
35年間、1.09%ですよ〜!
 
ひと昔前には3%台だったことを考えると、驚異的な低金利ですねびっくり
 
単純に銀行の住宅ローンと金利だけで比較しないこと!
 
フラット35と銀行でよく取り扱われる10年固定ローンを、金利だけをみて比較し決めようとすることは正しい選択をしているとは言えません。
 
それぞれに、ある費用、ない費用があります。
 
まずフラット35には、保証会社に支払わなければならない保証料がありません。
しかし、契約者が万が一死亡してしまった時に住宅ローンが返済免除となる団体信用生命保険(略して団信)の費用が別途かかります。
 
銀行の10年固定や変動金利などは、フラットとは逆になります。団信の費用込みの金利となりますが、保証料が請求されることがあります。(一部の金融機関ではないこともある)
 
実際にどの住宅ローンがいいのか?
 
この質問はお客様からホントに多くあります。
 
ハッキリ言って一概には言えません。なぜなら、各家庭において、家族構成、収入、生活費、教育費などは全然違うからです。
 
ただ、1つ考え方をあげるとすれば、
 
・繰上返済がドンドンできそう。
・返済期間が短くて済む。
 
ということであれば変動金利でもいいかと思います。
 
・子供がまだ小さくこれから教育費を積み立てる。
・なかなか繰上返済ができそうにない。
 
ということであれば固定金利にしておいた方が無難でしょう。
 
ただ、あくまで一般的な考えとなりますので、住宅を購入する際には、キチンとライフプランニングを行い、自分たちがホントに購入できる金額、返せるローンを選択することが必要です。
 
住宅ローンを最後までキチンと返済して、ホントに自分たちの家になります。
 
そのことを念頭に置いて、多くの方がいい家選びをしてほしいと思いますニコニコ
 

ひるおび!
に出演しているエコノミストと会話

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介です。

 
本日は1日中名古屋で活動をしており、午後からファイナンシャルプランナーの継続教育に参加いたしました。
 
なぜ継続教育に参加したかと言うと、私が保有している資格のCFP®︎は、2年間で30単位を取得しなければ資格を継続することができません。
 
そのため、継続教育を受け単位を取得するのですが、税制改正などもありますので、継続教育を受けて知識をブラッシュアップもできるので、理にかなっているシステムだと思います。
 
『景気の見方・読み方』
『トランプ政権下の為替相場の見通し』
の2つの講座を受講しました。
 
{282E0072-CDAA-4141-BA35-4782D893B028}

経済指標などの見方、為替相場のこれまでの歴史など復習や再確認の部分もあったものの、そうなんだ!と確認する部分もあり、参加して良かったなと思います照れ

 
 
それよりも本日はもっと収穫がありました爆笑
 
 
平日の昼間にCBCで放送している『ひるおび!』に経済エコノミストとして出演している、永濱利廣さんと継続教育後の懇親会でお話しする機会を得ることができました。
 
いつも昼間の空いた時間に、ひるおび!を見ている私はテンションが上がります爆笑

{38D3FCCE-D5D7-4913-AF55-3602178AE451}
いつも疑問に思っていた、日本の財政問題、アベノミクス、今後の経済の見通しなどを一対一でお話しすることができ、永濱さんのお考えを聞くことができましたグラサン
 
(ホントは午前中に永濱さんの講演があったので参加したかったんですけどね…。所用で参加できず…。_| ̄|○)
 
久しぶりに継続教育に参加することができましたが、やっぱり外に出ていろんな方とお話しして、いろんな考えを聞くことは改めて大事だなと思いました。
 
これは、FPとしてだけではなく、いろんなことに当てはまると思います。
 
今後もブラッシュアップし続けたいと思いますニコニコ
 

ビットコインと仮想通貨

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介ですニコニコ

 
本日は最近価格が乱高下している仮想通貨について書きたいと思いますコインたち
 
3月の半ばから4月にかけて、ビットコインやそれ以外の仮想通貨が一斉に価格上昇し始めました。
 
日本人はビットコインについて、あまり良いイメージを持ってないかもしれません。
そのようなイメージにしてしまったのは、過去にマウントゴックスという会社が事件を起こしてしまったからですガーン
 
しかし、マウントゴックスという取引所が事件を起こしただけで、ビットコインに関してはその後も着々と価格上昇を見せております。
 
アメリカではレストランでの支払いで使えるようになっておりますし、日本でもビックカメラが支払いオッケーにしました。
 
フィンテックという言葉が出てきているように、金融の世界もこれから大きく変わるかもしれません。
 
今後の動きをしっかりチェックしていきたいと思いますニコニコ
 
{C11E7971-F442-497F-AB52-C1C93655BFD6}

最近この本を買って読みました。

分かりやすくて良い本だと思います。
 

先進医療ですべてカバーされると思っていませんか?

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介ですニコニコ

 

本日は先進医療についてお伝えしたいと思います。

 

約10年ほど前、医療保険に先進医療特約が付けれるようになりました。

特約金額としては各社だいたい100円で付けれますので、非常に人気のある特約です。

最近では、当たり前のように先進医療を付けた医療保険にみなさん加入しているかと思います。

 

しかし、、、

 

 

『健康保険が効かない治療は先進医療を付けておけば大丈夫ですよ』 という説明を受けて、保険加入してませんか?

 

確かに先進医療は健康保険の対象外なので、治療した場合は先進医療特約に加入していなければ全額自己負担です。なので、一見すると正しいように聞こえます。

 

しかし、先進医療とは以下のような説明があります。

 

「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」として、厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つとされています。

※詳しくはこちら

 

つまり、厚生労働大臣が認定した治療で、認定された医療機関でしか先進医療というものはないということです。

 

言い換えると、厚生労働大臣が認定していない治療は先進医療特約からは出ないので、健康保険の効かない自由診療を受けたら全額自己負担です!!

 

 

 

今までも保険の見直しでお会いしたお客さんは、このように先進医療について誤った認識を持たれている方が多くいらっしゃいました。

健康保険が効かない治療は先進医療特約から給付金が出るから大丈夫なんて思っていると、とんでもないお金を自己負担で支払うなんてことになるかもしれませんね。(まあ、まず自由診療のクリニックで最初に説明があるかと思いますが・・・)

 

でも、実際に効果のある治療って自由診療だったりするんですよね。

私の父がガンになった時に自由診療で治ったようなものなので。

 

次回以降、その治療について触れていきたいと思います。

 

先日あったシンジラレナイ話

豊川・豊橋で活動しているFP前原恵介ですニコニコ

 

先日お客様のところで保険の見直しをしていた時の出来事です。

 

数多くの証券の中に1枚の火災保険証券がありました。

ザッと目を通したところ、ある部分に目が止まりましたキョロキョロ

 

『H構造』

 

私は即座に聞きました。

 

前 原:「この住宅ってどちらのメーカーさんで建てられましたか?」

 

お客様:「○○ホームです。」

 

前 原:「○○ホームさんって確か鉄骨造ですよね?」

 

お客様:「はい、この家は鉄骨造ですよ。」

 

 

うわっー!! それって完全に構造を間違えてる!!!

 

 

 

そこでお客様に、火災保険にはM構造、T構造、H構造というものがあることを伝え、

この家は鉄骨造なのでT構造に該当すること、

T構造になればH構造よりも保険料が安いことをお伝えしました。

 

後日、そのお客様は火災保険の加入代理店に連絡し、その後、加入代理店からお詫びがあり、多く支払われていた保険料はお返ししますと連絡があったとのことです。

 

私も保険代理店をやっているので、火災保険をお預かりすることもありますが、

必ず 『構造』 『耐震等級』 は確認するようにしています。

 

正しい加入ができるように気を付けて頂ければと思います。ニコニコ