住宅ローン選びは難しい?マイホームを購入する前に知っておきたい住宅ローンのはなし~フラット35~

前回に引き続き住宅ローンについて書きたいと思います。

今回はフラット35についてです。

 

フラット35のシステムとメリット

 

フラット35は、35年間固定金利の住宅ローンです。

金利が変わらない=金利がフラット

という解釈をしていただければと思います。

フラット35のメリットとしては、

  1. 契約時から35年間金利が上がらないと安心感がある。
  2. 繰上返済手数料がかからない。
  3. 保証料がいらない。
  4. 転職して年数があまり経過してない方でも比較的OKが出やすい。
  5. 団体信用生命保険を外すことができる。

このようなメリットがあります。

①のメリットはだいたいわかりやすいので割愛します。

②に関しては、銀行や信用金庫の住宅ローンでは繰上返済を行おうとすると、手数料を取られたりします。特にローンを組み始めて年数が浅い時に行おうとすると、多く取られたりするケースがあります。住宅ローンを比較する時には、このような諸費用にも注目したいところです。

③に関しては、多くのローンでは取られます。ちなみに保証料を払っても、住宅ローンが支払えなくなったら代わりに返済してくれるというわけではないので、勘違いしないようにしてください。

④に関しては、銀行や信用金庫の住宅ローンですと、正社員になってから3年経過しているかどうかが問われると言われます。それに対してフラット35は転職してあまり年数が経過してなくても審査通過したりします。また、奥さんのパート収入を合算できたりもしますので、一人の収入だけでは借入金額が足りない時には助かります。

⑤に関しては、銀行や信用金庫の住宅ローンは団体信用生命保険(略して団信)の加入が必須となります。言い換えると団信に加入できない方は借入ができません。しかし、フラット35は団信を外すことができるので、団信の診査で加入を断られてしまった場合でもローンは組めます。なので団信に加入できないけど病気になる前にしっかり生命保険に入っており、万が一があっても住宅ローンは完済できる方はフラット35ならローンを組めます。

 

フラット35のデメリット

 

世の中メリットばかりということは、まず無いのではと思います。

(メリットしか言ってこないと、ネットワークビジネスの勧誘かなと思ってしまいます・・・。)

フラット35にもデメリットはあります。

金利が高いことです。35年住宅ローンを組んだ時の金利の違いは、元利均等払いの場合以下のような割合となります。

当初の金利が高いほど利息の割合が高くなります。言い換えると借金の減りが遅いです。

フラット35は金利が上がらないという保険が付いているようなものです。したがって、その保険料分だけは金利が高く、金利が高いので返済も多くなる。組み始めの金利が高ければ、利息に回る割合も高くなる。

あとデメリットは、借りれるかどうかの審査が結構時間がかかります。また、適合している住宅かどうかも問われます。まあ、この点に関しては適合しない住宅の方が圧倒的に少ないとは思います。

また、鍵の引き渡しの月(ローン実行月)の金利が適用となります。言い換えると、その時になってみないと金利は分かりません。金利は毎月1日に発表されます。

 

フラット35のまとめ

 

いろいろメリット、デメリットを記載しましたが、

  • 子供の教育費などがあり、なかなか繰上返済ができそうにない方
  • 金利上昇に不安を感じたくない方、安心したい方
  • 健康問題や転職し勤続年数の短い方、パート収入を合算したい方

に向いているローンではないかと思います。

一昔前は3%ほどの金利でしたので、現在は1%ほどで非常に組みやすくなっております。

ただ、以前にも書いたように住宅ローンの種類を選ぶことも大事ですが、キチンと返済できる金額かどうかを算出することの方が大事だと思います。返済計画をしかっりと行い、いい家を建てて楽しい生活を送ってほしいですね。

住宅ローン選びは難しい?マイホームを購入する前に知っておきたい住宅ローンのはなし~10年固定編~

久しぶりの投稿となり、申し訳ございません。

忙しさも少し落ち着きましたので、今後は定期的に更新していきたいと思います。

今回は前回の投稿の続き、住宅ローンを記載したいと思います。

 

10年固定金利とは?

 

10年固定金利とは、そのままなんですが10年間金利が固定されるローンです。

つまり10年間は最初に定められた金利でローン組むことができます。例えば、最近では0.7%くらいが多いかと思いますが、その0.7%で10年間はローンを組めるということになります。

 

  • 一定期間は金利を変えたくない
  • 10年後なら金利が上昇しても繰上返済できる

 

というような方に向いているローンと言えるのではないでしょうか。

 

10年固定金利ローンで気を付けたいところ

 

お客様と話していて、たまに勘違いされているお客様がいらっしゃるのですが、10年固定ローンは10年後に再び同じ金利で10年固定ローンを組めるわけではありません。

10年後のローン金利は、当然10年後の金利水準で決まります。なので、ハッキリ言って10年後はわかりません。

また、優遇金利と言われる割引してくれる分が、最初の固定期間から減少する場合もあります。その場合は基準の金利が仮に同じだったとしても、割引が少ないため結果としてローン金利は上がります。

イメージとしては以下の図を参考にして下さい。10年固定に限らず、3年固定、5年固定も同じです。

10年固定金利のまとめ

 

10年固定金利は金利の低い時に選び、10年間は繰上返済せずに住宅ローン控除の恩恵を受け、10年後に繰上返済をしっかりできる方は、非常にお得な住宅ローンではないかと思います。

10年間は金利が上がらないので、余裕資金を10年間はしっかり運用することができます。今現在の金利は1%を切っているので、頭金をあまり入れず、繰上返済もせず住宅ローン控除をお得に受けることができます。

あとは、各金融機関で団体信用生命保険に違いがあったり、優遇金利に違いがあったり、保証料などの諸費用に違いがあったりしますので、うわべの金利だけでなく、諸費用などにも注目して選ぶと非常に良い住宅ローン選びができると思いますので、参考にしていただけたらと思います。

ただ、住宅ローン選びも大事ですが、土地建物の金額が返済可能な予算であるかの方が大事ですので、購入前にキチンと返済できるかどうか確かめることをおススメいたします。

 

住宅ローン選びは難しい?マイホームを購入する前に知っておきたい住宅ローンのはなし~変動金利編~

人生で一番高い買い物と言われるマイホーム購入。
マイホーム購入では、やることが数多くありますが、その中でもほとんどの方が借りることになる住宅ローン。

一括で支払う以外、借りれなければ夢のマイホームは購入できません。

どの住宅ローンを選べばいいのでしょうか?

 

住宅ローンのよくある種類

 

私たちのまわりには、数えきれないくらいの銀行、信用金庫をはじめとする金融機関があります。

実際に住宅ローンを検討するにあたり、どこの金融機関がいいのか? どのような住宅ローンを選べばいいのか?

選択肢が多いだけに非常に悩んでしまうと思います。

ただ、一般的によく見る住宅ローンは、

  • 変動金利
  • 10年固定
  • フラット35

 

の3つに大別されるかと思います。

これらの3つの中で、今回は変動金利の解説をしたいと思います。

 

変動金利型住宅ローン

 

変動金利は他のローンと比べ、基本的に金利が一番低いローンになります。

なので、統計を見ると、一番組んでいる方が多いローンです。

住宅会社の広告の返済額の欄は、基本的にこの変動金利で計算されて掲載されております。

特徴としては、

  • 金利が6カ月ごとに変動します。
  • 返済額は5年間変更はありません。
  • 5年後に変更があった場合でも最大で1.25倍までしか上昇しません。

< 例 >

毎月の返済額を10万円とすると、毎月10万円の返済は5年間変わらない。5年後に金利が上がっていても、12.5万円以上の返済額になることはない。

 

このような住宅ローンです。

この説明だとすごく安心できますよね。

 

そこが落とし穴なんです・・・

 

返済額が変わらないということは

 

なぜ、落とし穴かというと、あくまで返済額が変わらないだけで、借金の返済に回る元金部分と、利息の割合は変わるからなんです。

(※わかりやすいように資料を添付します。元金と利息の割合は返済期間によって異なります。)

この図のように、金利が上がれば上がるほど、利息の割合は増えます。

そうすると、なかなか住宅ローンの借入額は減っていきません。

 

1.25倍以上にならないということは

 

もう一つの注意点である、5年後に金利上昇しても1.25倍以上にはならないという部分を解説したいと思います。

なぜこれが注意点なのか、勘のいい方はもう予想がつくかもしれません。

このように、金利が急上昇すると、返済額が利息だけになってしまいます。

さらに利息が溢れると未払い利息というものが発生します。

当然、住宅ローンの借入額は減っていきません。

今現在は低金利なので、なかなかないケースかもしれませんが、このようなリスクもあるということは知っておいていただきたいと思います。

 

変動金利のまとめ

 

変動金利は冒頭にも書いたように、他のローンと比べると、基本的に一番金利が低いです。(※たまに○○信託さんのように、固定ローンが逆転するケースもあります。)

なので、返済額が少なく見えるので、借りる心理的ハードルが下がりやすいという特徴があります。

ただ、あくまで金利上昇したらリスクになるローンではあります。

例えるなら、『金利上昇に対して無保険なローン』というイメージです。

 

しかし、変動金利を誰もが選んではいけない訳ではありません。

一例として、

  • ドンドン繰上返済ができそうな人
  • 頭金を多く支払い、借入額が少ない人
  • 残り10年くらいで退職し、退職金がたくさんある人

 

これらの場合、金利が上昇しても借入額を減らしてくことができるので、金利上昇の煽りはそこまで受けないかと思います。

マイホームは住宅ローンを最後まで払い切って、ようやく本当に自分のものになります。

間取り選びや内装などだけでなく、住宅ローンもしっかり選んで本当にいいマイホームを購入してもらいたいと思います。

 

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ビットコインは詐欺なのか?

みなさん、こんちには。

FP(ファイナンシャルプランナー)前原恵介です。

今回は、ここ最近激しい値動きを見せているビットコインのお話しです。

 

ビットコインを詐欺だと発言したJPモルガンのCEO

 

9月13日のブルームバーグの記事では以下のようなコメントが掲載されました。

米銀JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は12日、同行のトレーダーが仮想通貨ビットコインの取引を行ったとしたら解雇すると言明した。

ダイモンCEOはニューヨークでの投資家会議で、ビットコインは「良い終わり方はしないだろう」と述べ、バブルがはじけると予言。「これは詐欺」であり、最古のバブルと言われる17世紀オランダの「チューリップ球根より悪い」と指摘した。

 

ビットコインは詐欺であり、取引を行ったら解雇する・・・。

ずいぶん過激な発言だなと思います。

裏を返せば、金融機関はそれだけビットコインを脅威に感じていると思いました。

 

ポジショントークには要注意!!

 

このJPモルガンCEOのコメントと中国による取引所停止のニュースを受け、週末のビットコイン市場は一時30万円を割り込み、翌日急反発するなどの激しい乱高下を見せました。

私見としてですが、このJPモルガンCEOのコメントは明らかなポジショントークだと思います。※ポジショントークとは (コトバンクより)

銀行サイドからすると、ビットコインのような仮想通貨は都合の悪い部分が多くあります。

どのような都合の悪い部分があるかというと、ビットコインの特長として、

  • 送金の簡単さ・・・ビットコインはスマホがあれば、送金は簡単にできる。故に銀行に送金を依頼しなくても良い。
  • 送金時間の短さ・・・送金にかかる時間は数秒。銀行のように時間外は翌日ということはない。海外送金みたいに何日後でないと確認できないということもない。
  • 送金手数料の安さ・・・手数料が銀行と比べ、格段に安い。為替手数料もかからないので、海外送金時の何万円という手数料を払う必要がない。

 

ビットコインのような仮想通貨が今以上に浸透していくと、銀行業務の仕事を奪っていくだろうと感じています。

なので、詐欺だというような発言をして、勢力を弱めたいのではと思いました。

 

詐欺かどうかは、みんなが決めること

 

日本では現在、日本円を使用して買い物ができます。

みんなが日本円に価値があると思っているから、日本円と物を交換できる、つまり買い物ができるわけです。

でも、実際1万円の原価って、23円くらいです。

23円で作られた1万円札を、みんなが1万円の価値があると思っているから1万円としての効力を発揮します。

ビットコインも同様に、みんなが便利だ!信用できる!価値がある!と思えば、買い物にも使えるようになるということです。

実際に日本でも銀座のお寿司屋さんやビックカメラでは、すでに買い物ができるようになっています。

世界中で今、ドンドン広がりを見せています。

詐欺かどうかはみんなが決めること。

今後の動きに注意深く見守っていきたいと思います。

 

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画期的な自動車保険

ずいぶん久しぶりの投稿となります。

ブログはこちらのページに移動しました。

また定期的に書いていきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

 

自動車保険業界への一石を投じた保険会社

 

前回の話で、自動車保険がホントに使いにくくなったということを書きました。

事故有係数という、厄介なものができてから、大きな損害を出さない限り自動車保険を使うことを考えられません。

事故して自動車保険を使用すると、車種や等級にもよりますが、保険料が1.6~2倍になってしまうイメージがあります。

 

何のための保険なのか!?

 

保険会社も人員削減などを行い、いろいろ経費削減をしているかと思いますが、契約者サイドからすると、あまりにもの改悪は納得できるものではありません。

しかし、そこを逆手に取り、強烈な自動車保険を開発した会社があります。

 

この自動車保険は絶対お得なんじゃない?

 

その会社は 、

「事故を起こしても自動車保険が使えないのは、お客様のためではない!」

ということで、事故を起こしても使いやすい保険を開発しました。

 

【その保険の特長】

  • 最長7年契約ができる。(年払い、月払い可能)
  • 契約期間中に事故などで保険使用しても料金は変わらない。
  • 期間中に1回使用しただけなら、更新後の事故有係数は適用しない。つまり大幅に高くならない。

 

早速、身内がその恩恵に与ることに・・・

 

この保険は、さらに状況次第でお得になる場合があります。

それは、ゴールド免許からブルー免許になる人です。

この保険は契約時にゴールド免許であれば、最長7年間ゴールド免許割引が使えます。

ギリギリのタイミングで契約して、5年間無違反であれば7年後の更新の時に、再びゴールド免許で契約なんてこともできます。

実際に、私の身内でゴールドからブルーになる状況ギリギリで契約し、7年間ゴールド免許割引を適用しています。

さらに、加入してから2カ月ほどで、自損事故を起こし保険を使いました・・・。

まさにこの保険を知らなかったら・・・今ごろ保険料は2倍くらいになっていたかもしれません・・・(汗)

改めて情報は大事だなと思った事柄でした。

自動車保険が使えない・・・

豊川・豊橋で活動するファイナンシャルプランナー前原恵介ですニコニコ
 
本日は自動車保険をお伝えしたいと思います。
 

 やっちゃった・・・

 
先日、私事ですがクルマのバックドアを凹ませてしまいました・・・ショボーン

 

(やっぱり焦って動いちゃダメですね・・・)
 
 
まぁ、状況をお話ししますと、自分がいつも駐車するガレージの中に、リヤカーが何故か置いてありまして、、、タラー
 しかも、バックモニターが逆光と影で全く見えない状況で、、、タラー
 
 
まぁ、すべて言い訳になってしまうんですが、バックドアが凹んでしまったということですショボーン
 

 修理代を見積ると・・・

 
自分の自動車保険は、自損事故も保険適用される補償に入っておりますので、保険を使うかどうしようか考えました。
 
ただ、保険を使うと3等級ダウンしますので、保険を使った方がいいのか? 使わない方がいいのか?「修理代」と「保険料」を比べながら考えることになります。
 
 
なので今回は、まずクルマのディーラーに行って、修理代を見積りました。
 
 
「約13万円くらいかかります。」

 

 

結構修理代かかるなぁ~ガーン

 

 

これは保険を使った方が良さそうだな、と思いました。

 

保険会社に聞いたら・・・

 
3等級下がるけど、仕方なく保険を使おうかな。
 そう思いながら、保険会社に連絡しました。
 
 
「すいません。自分の不注意でバックドアを凹ませてしまいました。保険を使った場合、保険料はどうなりますか?」
 
 
計算をしてもらったところ、
 
 
「18万円の違いが出ます。」
 
 
 
???18万円???
 そんなに変わるの~!!!びっくり
 

事故有係数というやっかいなもの

 
なぜこれほど翌年以降の保険料が変わるのか。
それは事故有係数というものが適用されるからなんです。
 
 
「事故有係数適用期間」とは、事故有係数を適用する期間(始期日時点における残り年数)をいいます。 前契約に3等級ダウン事故が生じた場合は事故件数1件につき「3年」、1等級ダウン事故が生じた場合は事故件数1件につき「1年」が加算され、「0年」を下限、「6年」を上限とします。

 

 

つまり、今回の場合は3等級ダウン事故になりますので、事故有係数期間は3年となります。

 

つまり、3年間の保険料が、保険を使うか使わないかで、3等級ダウンと3年間の事故有係数により、18万円の差が出てしまうということになります。

今回自分でこのような体験をして、改めて自動車保険が使いにくくなったなと思いました。

ただ、このようなことにならない自動車保険が実はあるんですよね・・・。ショボーン

家族などの自動車保険は、切り替えのタイミングでその自動車保険に移行したんですが、自分は保険会社との付き合い上、満期まで待って移行しようと考えてました・・・。

事故した時に使いやすい自動車保険があるって知っていながら、このようなことになってしまうなんて・・・。

その自動車保険のことは今後紹介したいと思います。ニコニコ

FPは保険を扱った方がいいの?

本日は『ガンステージⅣからの回復』は一休みして、ファイナンシャルプランナーとしてのスタンスをお伝えしたいと思います。
 
 

FPが保険を扱うということ

 
昨日、ある生命保険会社様主催のセミナーに参加してきました。
 
現在私は、生命保険、損害保険それぞれ約20社ずつ取扱いできるようにしております。
 
なので、様々な会社から情報をいただくことができます。
 
情報は日々進化しております。

 

ファイナンシャルプランナーの中には保険を取扱いしないと決めている方もいらっしゃいます。

 
しかし、私個人的な意見としては、保険のアドバイスをするなら扱うべきだと思います。
 

学問なき経験は、経験なき学問に勝る

 
 
なぜ、そう思うかというと、やはり保険会社からの情報の入り方が違います。
また、扱うことでいろいろな経験ができます。
 
『学問なき経験は、経験なき学問に勝る』
という言葉があるように、一番は実体験の経験だと思います。
 
また、本日のように保険会社様が様々なセミナーなどを企画してくれて、そこに参加することもできます。
 

このようなセミナーには積極的に参加して、知識のブラッシュアップをしていきたいと思います。

全ては頼りにしていただいてるお客様のために。

ガンステージⅣからの回復~その4~

豊川・豊橋で活動するファイナンシャルプランナー前原恵介です。
 
前回の続きを書きたいと思います。
 

  見ているこっちまで辛くなる・・・

 
手術後、抗がん剤治療と免疫療法治療が始まりました。
 
ただ、抗がん剤治療はホントにつらそうでした・・・。
 
気持ち悪くて起きていられないことも、たびたびありました。
 
あの姿を見ていると、こちらまで辛くなります。
 
仮に自分がガンにかかってしまっても、抗がん剤治療だけは、
 
 
ぜ------------------ったい
 
 
やりたくないなと、思ってしまいました・・・。
 
 
 
幸いにも抗がん剤も効き、半年で肺転移の腫瘍がニワトリのタマゴくらいの大きさから、約半分の大きさまで縮小することができました。

 

そして、手術ができるまでになったので、2014年8月、今度は肺の手術をすることになりました。

 

  抗がん剤治療は『いたちごっこ』

 

肺の手術も成功し、これで体内にあるガンは、肝臓と手術で取れない場所にあった肺の一部となりました。

 

 

ここまでは順調でした。

 

 

 

しかし、しばらくして抗がん剤の効き目に変化が起きてきました。

 

ガン細胞が抗がん剤に慣れてきて、耐性ができ、以前のように効かなくなってきたのです。

 

なので、ガン細胞にまた効くよう、抗がん剤の種類を変えて投与し始めました。

 

 

 

 

しかし、これが完全に裏目となってしまいました・・・。

 

 

 

※抗がん剤とガンはいたちごっこになると言われています。

ガン細胞が抗がん剤に耐性を持ち始めるので、抗がん剤が効かなくなってくるとガン細胞に効くように種類を変えます。しかし、またしばらくすると、その抗がん剤に耐性を持つようにガン細胞は変異していくようです。その間、正常な細胞はドンドン傷んでいくようです。

 

 

生きるための治療のはずなのに・・・

 
抗がん剤の種類を変えてから、ハッキリ言ってメリットより、デメリットの方が明らかに大きかったと思います。
 
抗がん剤をやっているのに、体の中に新たにガンが発生してきました。
 
そして、副作用はさらにひどくなり、顔色はとても悪く、げっそりしたように見えました。
気持ち悪くて寝てばかりで、食事もまともに取れません。
 
 
『抗がん剤をやる意味って、あるのかなぁ?』
 
 
元気のない父を見て、私は思いました。
 
これでは正常細胞がドンドン傷んでいって、結局体力がなくなって死んじゃうんじゃないか?
生きるための治療のはずなのに、こんなことしていては本末転倒だ!
 
 
そして、私は父と話し合い、ある決断をすることになりました。
 
 
〜次回に続きます〜

ガンステージⅣからの回復~その3~

豊川・豊橋で活動するファイナンシャルプランナー前原恵介です。
 
前回の続きを書きたいと思います。
 

 

 第4のガン治療?

 
私が父に提案したもの、それは、免疫療法の
 
 
『樹状細胞ワクチン療法』
 
 
です。
 
 
”病は気から”という言葉がありますが、人間ストレスがかかってくると、免疫力が低下するそうです。
 
そして、免疫力が低下すると、ガン細胞ができてしまうということを、医療セミナーで聞いたことがありました。
 
だったらもう一回免疫力を高めればいいんじゃないのか?
 
医師の方たちからすると、そんな単純なことではない!と言われるかもしれませんが、私は医師ではないので、そこはシンプルに考えました。
 
実例として、免疫療法を選択したガン患者さんが、症状が良くなったというデータも数多く見せてもらったことがあったので、私が父に治療を進める要因にもなりました。
 

 免疫療法のメリット・デメリット

 
この治療のメリットは、とにかく副作用がほとんどないことです。
 
実際、治療した父から話を聞くと、治療した日にちょっと熱が出る。それくらいです。
 
抗がん剤みたいに、髪の毛が抜ける、吐き気がひどい、手がしびれるなどといったことは皆無です。
 
なぜなら、樹状細胞ワクチン療法は、
 
”自分自身の血液から取り出した細胞を樹状細胞に育て、がんの目印をつけて、再び体内に戻すことで、ガンだけを攻撃することができる治療法”
 
だからです。※詳しくはこちら

 

 

デメリットとしては、とにかくお金がかかります。

年間200万円くらいはかかるかと思います。

 

しかも自由診療になりますので、健康保険は一切使えません。

なので、自己負担3割ではなく、10割負担になります。

また、入院などで高額になった時に適用される高額療養費もありません。

 

そして、先進医療ではないので、医療保険の先進医療特約からお金が出ることもありません。

 

【関連ページ:先進医療ですべてカバーされると思っていませんか?

 

※実際に父から年間約200万円かかっていることを聞きました。免疫療法のクリニックの先生からもお話しを聞きましたが、ワクチンを作るのに個人差があるそうで、そこで費用も変わってきます。父は元公務員で退職金があり、この治療を選択できました。

 

※私は当然このような費用は捻出できないので、自由診療の出るガン保険に入り直しました・・・。

 

 

 

 先生も知らないことはある

 
父は
 
「そんな治療があるのか!?」
 
と驚いていました。そして、
 
「一度、主治医に相談してみる」
 
と言いました。
 
私は、主治医が変に反対しなければいいけどなあと思いました。
 
中には他の治療を受けることを、快く思わない方もいらっしゃると聞いたことがあったからです。
 
ただ、主治医の先生からは、抗がん剤治療と併用するなら、こちらとしてもカルテなどをお送りするなど協力しますと、おっしゃってくださいました。
 
ただ、ビックリしたのが、
 
「こんな治療もあるんですね」
 
と主治医から言われたことです。
 
「あっ、病院の先生でも知らないんだ・・・」
 
思わず言葉に出そうになりました。
それくらい衝撃的な一言でした。
 
※良い意味で最初の主治医の方は、先生らしくない先生でした。「私も諦めていませんから」とか、素直に知らないという発言をするとか。この先生が最初の主治医で、いろいろ親身になって治療やカルテの協力をしてくれたことで治ったと思います。家族一同本当に感謝しております。

 

 

 

そして、ここからガンステージⅣと戦っていくこととなりました。
 
〜次回に続きます〜

ガンステージⅣからの回復~その2~

豊川・豊橋で活動するFP前原恵介です。
 
前回の続きを書きたいと思います。

 

 一般的なガン治療

 
手術した病院から、今後の治療について主治医から説明がありました。
 
『まず、今回は大腸ガンを手術で取り除きました。この後は抗がん剤を使用して、ガンの広がりを食い止める。抗がん剤は効くかどうかは分からないが、効けば肺に転移している悪性腫瘍は小さくなる。小さくなったら手術をして取り除く。』
 
このような説明を受けました。
 
このとき私は、
 
『あ~、やっぱり抗がん剤と手術なんだな。』
 
と思いました。
 
一般的にガン治療のスタンダードな治療は、
 
『手術』『放射線』『抗がん剤』
 
この3つです。
 

 3つの治療がスタンダードな訳

 
しかし、なぜこの3つの治療がスタンダードになっているのでしょうか?
 
以前受講した医療セミナーで次のように聞きました。
 
『日本全国どこでも同じような治療が、みんな平等に受けられるようにならないだろうか。』
 
この考えをもとに、開発されたものが3つの治療ということです。
 

ただ、この3つの治療はご存じのように、副作用もあり、できれば避けた方がいいかなと思います。

また、これらの治療を行うにしても、今現在精度の高いものが出てきていますので、よく選んだ方がいいかと思います。

 自分で治療を選ぶことも必要

 
意気消沈している父に、何とか生きる望みを与えることはできないだろうか・・・。
 
私はいろいろ考えた末、自分が今まで受講した医療セミナーなどの資料をもう一度読み返しました。
 
今まで頑張って一家を支えてくれた父です。
 
それが、今から楽しい第2の人生を送ろうかという矢先に、このままガンに負けるなんてあまりにもかわいそうだ!ありえない!
 
インターネットで治療方法を選択し、病院を調べ、これだ!と思うもののホームページをプリントアウトしました。
 
そして、入院中の父に会いに行きました。
 
『オヤジ、抗がん剤治療はあまりオススメしない。だって、副作用があって、がん細胞だけでなく、正常な細胞までも痛めてしまうって聞くから。続ければ結局のところ、体力が落ちていくよな。』
 
『そうだよな・・・。』
 
手術後の父は元気なく答えます。
 
私は何個かプリントアウトした資料をならべ、

 

『今、カラダに負担のないガン治療がいくつかある。その中でも、この治療なんかいいんじゃないか?なぜなら~』
 
と説明しました。
 
『そんな治療があるのか!?』
 
その時、父の反応が変わりました。
 
〜次回に続きます〜